用語メモ

移植医療、日経新聞より(久しぶりのブログ・アップ)

久しぶりにブログを更新します。本日の日経新聞に移植医療のコラムが載っていました。なかなか考えるところがあったのでメモ。 心臓外科医の南淵明宏さんは、年間200件の心臓手術を手がける日本でも指折りのスペシャリストだ。すご腕ぶりは、飼っている猫が…

Common Low

コモンローの考え方では、子どもが母親の子宮の中で蠢くことができるようになった時、生命は始まる。子どもは、遺贈を受け取ることができ、不動産を所有することができる。…(中略)…コモンローは、その属性として、身体の保護よりも、財産の保護により大き…

SNSでドナーを・・・。

SNSで臓器のドナーを探しましょうというのが北米であるようです。でも、これっていいのかな? http://blog.bioethics.net/

構造、実存

昔のノートの切れ端なら沢山あります。埃をかぶってしまうので、webの上に置いておきましょうか。読書ノートはつけておくべきです。以前の日記はデーターを消去してしまいました。 読書ノート 中村雄二郎(1977)「新しい人間像」福井芳男他編『フランス文学…

今日のメモ:市民社会

真面目に勉強。市民社会とはかつてカントがさまざまの特権を否認し、生得の権利としての自由と平等を「法論」の出発点とし、ヘーゲルは純然たる経済社会として「欲望の体系」と呼んだという双方の議論が示すように、決して一元的な尺度に還元することのでき…

メディアとガイドライン

簡単な事だけれど重要な事というのはあると思う。表題に関してはデュルケムを真っ先に思い浮かべますが、その延長上で考えても次の新書は具体例が多く学ぶ所が大きかったです。 新聞報道とオーストリアのウィーンの地下鉄での自殺に関する調査は広く知られて…

封建制と契約説

・最近オベンキョウのメモが激減し、誤解されそうなので。東京というのは、やはり都市の思想で成立しているなーと、最近つくづく実感していた。そんな時に、以下の文章がふと思い浮かんだのであった。私が「何やらモヤモヤとして複雑で表現し難い」と考えて…

気になること。

先日からどうもひっかっかっている事なのが、今日も友人と話をしていてその話になった。ひっかかるということは、病気などの予測や予防というのが、過度になってしまっているように思えるということである。発達心理や教育現場であるセオリーに基づいて子ど…

capability approach

・かなり前にセンのcapability approachについて、ややしばらく考察していた事があったのだが、結局どうすれば「潜在能力」なるものが開花するのかがよくわからず、そのままにしてあった。この春に某先生とお話していて、ふとその話になって「そりゃ、あなた…

Life extension

現在私が取り掛かっていることの、はるか彼方にある議論として参考にしたいと考え、先ほど、かなり真面目にLife extension についての論文を読みました。雑感しかないのですが、Life extension というのは、それ程新しい思想とは思えず、統治者などは常にこ…

Kenneth J. Arrow(1921- )

今日の反省点:アローの不可能性の定理についてもう少しきちんと説明ができるようになること。自分で噛み砕いて読んでいないと深い理解には結びつかない。勉強不足を恥じる。Social Choice and Individual Values, Second edition (Cowles Foundation Monogr…

読む から 浴びる 

先日、某氏と話しをしていて、ふと思い当たった。思考の切れ端でしかないため、体系的に論じることができないとしても、鋭い指摘だと思ったので、メモを残しておくことにする。 PCがこれだけ普及し、読むという媒体が、本からデジタルデーターへと移行してい…

sein をいかに論じることができるだろうか。

ここの所よいね。メモ。 カントは科学に――現象界についての真理という――二流の真理の領域を委ねることを欲していた。ヘーゲルは、自然科学が自らの精神的本性をまだ十全には意識していない精神についての記述の一つであると考えそれによって詩人や政治革命家…

クーン・相対主義

調べ物をしていて、偶然見つけたので、ちょっとメモ。エディンバラ学派イギリスのエディンバラ大学を中心とした「科学知識の社会学」と呼ばれる科学論、科学社会学のグループ。数学や自然科学が社会の影響を受けるとしても、マートンなど従来の科学社会学は…