Common Low

コモンローの考え方では、子どもが母親の子宮の中で蠢くことができるようになった時、生命は始まる。子どもは、遺贈を受け取ることができ、不動産を所有することができる。…(中略)…コモンローは、その属性として、身体の保護よりも、財産の保護により大きな関心を向けていると言うのであれば、それはコモンローそのものに対する言われなき誹謗となろう。生まれる前の子どもを殺すことが、社会に対する立派な侵害であり、その犯人の生命を奪うことが正当化されると法が見なしているなら、それなら、論理を一貫させるためには、〔損害を受けた子ども〕が、法的手続きを用いて、自らに加えられた傷害に対する損害を回復することが、法によって認められなければならない。
Tuckey v. Woodford, 4 Vessey 227, 322, 31 Eng.Rep. 117, 163(1798-99)

Common Low の訳語は「コモンロー」が多いようですな。