あたたかな思い

 先程、「人を惹き付けるHPとは」という議論の中にいた。実際に作成すると分かるけれど、作ったはいいが、「誰が見ているの?」という状態のHPでは意味がない。コーポレートサイトなら尚更である。趣旨が明確で、かつ提供できる情報が良質のものであれば一定の効果がある。小さなカフェや教室でも、HP経由できちんとやり取りが成立している所は、実際にも信頼できることが多い。

 

 当たり前だが、デザインや流行も大切な要素。取引先の外資はHPのリニューアルごとに、説明のセミナーまで開いていて、金曜日は私もOnLineに参加してきた。情報提供だけでなくパースや図面がダウンロードできるようになっている。

 

 私がHPを見るとき、「何を見ているのか」をやや暫く考えてみた。沢山のサイトの中で何を基準に候補を絞っているのだろう?

 

 運営しているや人やその人達の活動がきちんと想像できるか、できないか、という点を私自身は見ていることに気が付いた。誰かに「伝わる」って、とても難しいのだ。

 

 「『伝える』ことを諦めてはいけない」とかつて先輩は言った。

 

 そういえば、金曜日に1年半ぶりのお客様からの嬉しい見積依頼がHP経由であった。額は大きくないけれど、思い出深い方で、心から嬉しかった。少しでも温めていた気持ちが伝わってくれればいいなと思う。