祝ノーベル物理学賞受賞

 関連記事を読んで、「へぇーー」っと思った。気候という分野で物理学賞を受賞したのは、ノーベル賞の100年以上の歴史の中で数少ないそうだ。「クラフォード賞の受賞者はノーベル賞の対象ではないという「常識」が科学者の間にあった」そうだ。ノーベル賞は特に政治的な流れに敏感だということもあり、学術のある分野を拾いきれない傾向があるのは仕方がないとしても、その流れに変化があったということだろう。

 

 ゴア副大統領の平和賞受賞があったから、気候変動の問題は科学的な問題というよりより広い観点から論じられ、IPCC等の報告書などがその指針をけん引。科学的見識もそれに知見を与えてきた。より広い層からの支持が得られることで、地球規模の問題に光明がもたらされるなら、それは人々の「進歩」と考えることもできるのだろう。

www.nikkei.com

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↓以下朝のmemo

ノーベル物理学賞を真鍋氏が受賞した。関連記事をもう少し読んでから所見を残したいので、ブログはお昼に更新します。