ワクチン忌避 克服の難路

 天然痘が根絶に至るまで、実に200年近くの年月を要している。

 

今日の日経FTの記事は「ワクチン忌避」の風潮について歴史的な経緯に遡って説明し、現在のアストラゼネカ製のワクチンについての見解を示している良心的な記事なのではないだろうか。後半部分が比較優位で大切だと考えたため、下記に抜粋を記すが、下記を理解するには、前ー中部分の歴史経緯や事実問題を踏まえる必要性があることを追記しておきたい。

 

 ワクチンへの疑念は、政府や利益ばかり追求する製薬業界、科学者の開発動機に対する不信の表れであるケースが多い。政府が国民から信頼されない状態にあるのも、製薬会社が時としてカネの亡者になるのも、一部の科学者が倫理に反する実験に手を染めるのもワクチン懐疑論の払拭には百害あって一利なしだ。(中略)

 アストラゼネカ製ワクチンの信用回復の取り組みは苦しい戦いになる。

 

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