子ども達と不安

 日曜日は子ども達と過ごした。こんなコロナ禍の中にあっても、子ども達はお父さんやお母さんにくっついて外出したり、学校へ行ったりしているものだ。子ども達の顔を見て、あらためて、この子たちが元気に毎日をすごしてくれることだけを祈った。お父さんやお母さんとは違い、別段私はこの子たちに全面的な責任を負っているわけではないが、一般的な認識として私たちはこの子たちの未来に責任を負っている。微力であろうと、この子たちに対して真摯であることでしか伝わらない何かがあるだろう。それでいい。

 

 その夜、なぜか眠れなかった。現実的な視点でものを見直すと人は慎重になる。普段は意識していない不安が体調としてあらわれたのだろう。自分自身で省みることができない部分も小さな目が見つめてくれることで顕在化する。そんな小さな日曜日を大切にしよう。