公園遊具閉鎖のニュース

25日からの大型連休対策で都は、公園等の遊具を閉鎖の判断を下した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58504860V20C20A4MM0000/

 

近所に比較的大きな公園があるのだが、そちらも全ての遊具を閉鎖したと、東京新聞が昨日報じていた。私自身は子ども達の教育近辺で比較的長く仕事を続けているが、確かにこのような事態は、ほぼ初めてに等しい。公園の中で水や空気のような存在としてある遊具閉鎖に意外なほど多くの人からの反応があったのが、個人的にはちょっとした驚きであった。

 

ほとんどROM化しているTwetterで、就学前の幼児のお母さんが幼児の日常について心配している書き込みが多数みつかった。日々の乳幼児の活動が制限され、子ども達も不自由な思いの毎日だろうな、とため息がでる。

 

乳幼児にとって、外にお散歩に出かけ、山あり谷ありの公園等で遊ぶことは、発達において極めて重要な役割を持っている。もちろん本当の山や川や海が近所にあれば、それ以上好ましい環境はないだろう。しかし都市の中で太陽の光を浴び、どろんこになったり、思いっきり走ったり、転んだり出来る場所は限られてくる。公園や学校、保育園、幼稚園、子ども園の庭や付属施設等が、ほぼ閉鎖状態の現在、子どもも大人も都心に留まることの利点は何なのだろうかと考えてしまう。テレワークが常態化している企業などでは、出勤する義務もそこまで強くないはずである。

 

大型連休で都心から避難してきた子ども連れの家族がいたとしたならば、避難先の地域の皆様、どうぞ暖かく見守って下さると嬉しいです。帰省者のために事前検査が受けられるような体制が必要だと考えたところで、今日は結びたいと思います。