朝の電車での違和感

 朝の通勤電車は、実は座れる程空いている電車があり、その時間をずっと使用している。私が乗る時は4割程空席で、都心に入るとちょっと混み、また徐々に空くというありがたい1本だ。

 

 今日は私は隅の方の優先席に申し訳なさそうにちょこんと座ったのだが、その後20代のいかにも元気そうな男性が隣に座り、パソコンを出して操作し始めた。あくまでも優先席だから混む時間帯に空席にしているよりはいいが、流石にあまりにも堂々としていて、若干違和感があった。パソコンを広げて作業する位だから「バリバリ元気に仕事してます」という印象。

 

 結論を言えば、その車両には通学途中の中高生が多く乗ってきて、優先席に座るような方は乗ってこなかったから、それでもいいのかもしれない。しかしパソコンを広げたという事は、後から誰かが来ても簡単に席を立つことはできないわけだから、ちょっと無神経な気がした。この路線では時々そういうことも目にする。「人のふり見て我がふりなおせ」だから、まずは私自身が気になる所を直していこう。

 

 今日の朝刊クリップは立花隆氏死去の記事。高校生ぐらいからか、彼の本は本当によく読んだ。今でも探せば出てくる場所にある。実は直接お会いしたこともあり、ごく普通のおじさん、おじいさんだった。晩年は自身のがんをむしろ題材に講演などをおこなっていて、立花さんらしいなと思った。もう新刊を読めないのですね。涙が出ます。ご冥福をお祈りします。

 

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