不織布マスク

 昨日は東日本大震災10年。ささやかだけれども、職場で黙とうをささげさせていただいた。10年前のあの日のことが昨日のように思い出された。それ以上、私自身は語る術はない。せめて現在のコロナ禍もそのように思い出すのだろうか、と思うばかりだ。

 

 かなり前に実証されていて、どうして一般報道になかなか載らないのだろうかというニュースが今日の朝刊にやっと掲載されていた。「不織布マスク 飛沫防ぐ」。

 

「実験では平均的な成人の男女強めの咳(せき)を2回繰り返した時に、0.3~200マイクロメートルの飛沫が3万個放出されたと仮定してマスクの効果を調べた。不織布と布、ポリウレタン、医療用で効果を比べた。その結果、医療用が最も効果が高く、飛沫はほとんど漏れがなかった。その後は不織布、布、ポリウレタンの順番だった。」マスクは素材だけでなく、付け方によっても大きく(効果が)高まる。とのことだ。身近な問題だがスパコンのシュミレーションを重ねた結果だから、この結果を実際の生活に取り入れていこう。

 

 コロナ禍中、多少ファッショナブルじゃなかったとしても不織布のマスクには清潔感があるし、私たちの誰もが実践可能な方法だ。推したい。

 

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