キャノンの職内教育

 日経電子版のTop記事にキャノンのDX教育が取り上げられていた。流石だと思って電車の中で記事を読んできた。キャノン程の大きな規模となると事業部自体で衰退事業を扱わざるを得ない部署が出てくる。ニーズの変化に従って縮小を予測しつつ、成長している事業部に人員を配置できるようにする。従業員が自分が行ってきた業績を無駄にせず、次のステップに移れるよう社内教育を充実させる。

 

 方向性の如何で人材は人財となる良い見本だ。ある意味では人事の手腕でこういうことも出来るという証明だ。業務の積み重ねの中で切実な思いで生じてきたデジタルの取り入れは本当のDXを実現させていくだろう。

 

 日本企業で世界規模で認知されているキャノン。これからもその動向から多くの事を学んでいきたい。

 

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