鶯のおとずれ

 今朝、家から駅へと歩いている道すがら、かわいらしい鶯たちと出会った。梅かな?の花がもう咲いていて、その花を無心につついていた。朝の光も一時期よりは強く感じられるようになったし、全体的な気温も上がってきたような体感がある。そこに鶯が現れれば、春はもうすぐそこまでやって来ていると分かる。

 

 外気に触れて四季の移り変わりが感じられる時ほど、幸福に思うことはない。季節ごとのイベントも待ち遠しい。次は桃の節句、ひな祭りだから、掃除がてら古い人形でも出そうかな。母は日本人形の師範だから、手作りの人形がまだ家に何体か残っていて、ひな人形も確かあったと思う。せめてそれを出して飾ってあげるのがいいだろう。

 

 母が作った日本人形は、海外でお世話になった何人もの方々にお送りして喜んでいただいたものだ。そういう風に多くの人が笑顔になってくれるようなことをこれからも考えていきたいと思った。