クローズアップ現代

退院してきた当日に再度『クローズアップ現代――助けてと言えない30代――』の放送がありました。「あら奇遇ね」と話をしながら番組を見ていました。日本(というか東京セントリズム的思想)は、国内問題に目を背けて国際問題を振りかざす(こんなに大変な地域があって、日本は恵まれているんだという論法だけど、この単純さは説得力に欠ける)傾向が強いというのはその通りでしょうね。安全保障の問題があり、どうしても米国からの影響をモロに受けてしまうけれど、(国土的に)小国であるがゆえの強味みたいなものを真剣に考えて押し出すことが本当は重要なのでないかと思います。そのために必要なのは、人の揚げ足取りをしたりするような瑣末なことを止める事。割と小さな私たちの振る舞いのレベルを変化させていくことで変わることも多いはずです。私−あなた−家族−友人、そしてそれ以外の他者への尊重等を改めて、今、各々が考え直してみる必要があるでしょうね。私の主観的な見解ですが、結局日本の最大の資源は人なので人数の多い30代は今はとにかく連帯を!という事以外にはないでしょう。嫌なこといっぱいあったけど、いつも隣に友達が沢山いてさ。楽しいことも沢山あった。私自身は「世代論」をあまり好まないけれど、給食のオカズで似たものを食べていたり、好きなテレビ番組が同じだったりすることには、何かやはり意味があるんでしょう。また私も考えてみます。今日はもう寝ることにします。