2021年の平和賞

ノルウェーノーベル賞委員会は2021年のノーベル平和賞をロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ(新しい新聞)」編集長ドミトリー・ムラトフ氏ら2人に授与することを決定」したとの事。

 

ノーベル賞はきわめて世界的に問題となっているイシューについて私たちに示唆してくれるが、やはり考える事は多い。「フェイクニュース」や「インターネットを通じた情報操作の広がり」は「戦争」と同カテゴリーで考察されている。

 

「人々は従来、(メディアの情報に)真実を求めていたが、今は自分の考えを確認したいと考える人が増えている。国のためになるなら、フェイクニュースであろうと信じる人もいる。同じ考えの人だけを信じ、それが真実であろうとなかろうと気にしない、行き詰まった時代だ。ジャーナリストには真実とフィクションを区別する義務がある」