原発の帰結

 コロナが席捲する中で、ひっそりと決まっていく事がある。関心がそれている所でひっそり決まっていく事だから、本当にそれで大丈夫なのか疑問が残る。東電が原発処理水を沖合1キロ程の海洋に放出する方針を固めたそうだ。

 

 日本のエネルギーは確かに原発なしでは、もはや回らなくなっている。しかしそれはエネルギー政策への取り組みの中で、きわめて高い注目度と投資によって主要エネルギーとなっていった経緯がある。もし米国の一部地域やドイツのように自然エネルギーに同じように注力と投資がなされていたら、結果は違ったのではないか。

 

 ちなみに米国は原発は推進、欧州は原発離れの方向性だったはず。日本が米国の影響を受けざるをえなく、中・ロと隣接している以上、原発推進は仕方がない事なのだろうか?一人ひとりが考えよう。本当に望まし未来とは何かについて。政府高官よりも漁師や商人が正しいことだって、今まで沢山あったのではないか。

 

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