あしながおじさん

 日経の連載で「あしなが育英会の玉井さん」の連載記事が掲載されていた。日常に深く根付いている活動なので、知っている人は多いと思う。10年以上前、知人の産婦人科の先生にすすめられ、犯罪被害者の相談員をしていたことがある。実質的な相談員の資格を公安に頂いたが、ロジスティック面でほんの少しお手伝いしたという位だった。そんな関係で警察や裁判所のデータに触れることがあった。その時の感想として、やはり自分が想像している以上に交通事故による被害が多かったと思った事を覚えている。

 

 コロナ禍で深刻化しているひとり親家計の困窮化と併せて再び記事として再読したい。まだ少女だった頃、ジーン・ウェブスターあしながおじさん』が大好きで、その時に「しょうがくきん」という存在を知った。それが今の私を作り上げた。「あしながおじさん」ではないけれど、私も奨学生でした。漱石がずっと育英会にお金を払い続けてくれていたと知ったのは、大学生の時でした。

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