雑念を減じて

　朝の通勤電車の中で、ふと毎日よく時間通りに電車が来て、間違わずに乗り換えをして事務所まで来れるなと思った。分刻みで急行や通勤急行や、複数の線の乗り入れが行われているにも関わらず、電車は一糸乱れず運行している。トラブルがあるとしたら人身事故か、自分がいつもと違うスケジュールで動くため、急行などの停車駅を間違えるなどの理由がある。

　大概において、原因と理由を考えていくとそこで働いている力学などが分かってくるものだ。電車ならオートコントロールでのダイアグラムの仕組みが運行をつかさどっており、緊急停止などがあっても修整のプログラムが安全な運行状況を組み直すなどの機械制御があるのだろう。

　コロナの緊急事態宣言が解除されて感染者は再び二けたになったが、報道などでもそこまで重要視していないのは、コロナの実態や対策等がある程度明らかになってきたからだろう。一部の恐怖やパニックなどは、突発的に自分の理解を超えることがあると生じてくる。たとえ愚直だとしても、科学的検証を繰り返し、確率を考え、進む方向をしっかりと見定めることしかない。そのために必要なことはなんだろう。気がちってくると物事に邪推が入りやすい。雑念を減じて、集中するのだ。

今日の朝刊

このニュースは気になった。今日は全般的に注意深く朝刊を読む必要がありそうだ。

金融緩和支えに国債大増発　成長へ賢い支出必要　大型補正で残高1000兆円

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59697440Y0A520C2EE8000/

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